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キャラクター・データ
「エンカウンター」〜「魔術師の王国」
「りめんばー・くれいん」〜「クルカ編」
「ユセリアスの神殿」〜「暴走する妄想」
“遺跡への挑戦者”シリーズ
“ガルティマールの剣”シリーズ

キャラクター・データ

“遺跡への挑戦者”シリーズ

ヴァトルダーフィップ
ダルス・サラマンダラエン・バーム
リーハ・エーレンソローフネート(ソロー)
シルク

ヴァトルダー20歳
 赤毛の戦士。養女ができてもやっぱり20歳。
 ソローの冷たい視線に臆することなく、己の道を突き進んでいる。目下最大の関心事は、「まもなく成人するソローが、誰を夫として選ぶのか」──ヴァトルダーならずとも、興味のあるところである。
 ラエンに誘われ、遺跡調査の旅に同行。
フィップ16歳
 グラスランナーのシーフ。
 町中での盗賊稼業にはほとんど無縁な彼に取って、「遺跡荒らし」……もとい「遺跡調査」は、その能力を如何なく発揮できる数少ない機会である。そんなわけで、ラエンが彼に抱く期待は大きい。
ダルス・サラマンダ173歳
 エルフの変態魔術師。
 彼もまた、遺跡調査行へ参加することとなった。存在自体、ラエンにしてみれば悩みの種だが、魔術師抜きで調査できるほど古代遺跡は甘くない。
 かくして、今日も街道にダルスの奇声がこだまする。
ラエン・バーム34歳
 元・クレイン・ネットワーク・ロマール支部の支部長にして、現在は職なしのプータロー。更にリーハのヒモである。
 ティグの死後、彼はトレードマークだった髭を綺麗さっぱりそり落とした。その顔はお約束通り美形である。重荷だった支部長の地位から離れ、リーハと結ばれ、今が幸せの絶頂期だろう。
 その「幸せ」の総括として、今回は遺跡探索を企画。ヴァトルダー達のクライアントとして、遙か西の遺跡へ挑む。
リーハ・エーレン不詳
 クレイン・ネットワーク・ベルダイン支部の支部長。また、一流のラーダ神官。年齢不詳。
 どこに惹かれたのか、ティグの死後まもなくラエンと電撃的に結ばれ、周囲を騒然とさせた。中でもローゼンの落胆ぶりは激しく(実は密かに狙っていたらしい)、彼は今回の調査行に同行していない。
 今回の調査はラエンとの共同出資──となっているが、実際に資金の大半を出したのは彼女である。今や規模が縮小されたとはいえ天下のクレイン・ネットワークのエリート幹部、その財力は人並み外れていると見える。
ソローフネート(ソロー)14歳
 ヴァトルダーの養女。
 周囲の人間の影響で、常識がかなりずれてしまっている。ティグは生前、何とか彼女をノーマルな娘にしようと腐心していたようだが、ヴァトルダーよりいくらかマシとはいえ彼自身ノーマルではなかったのだから、無駄な努力だったとも言えよう。
 容姿の方に何の問題もないのは、唯一の救いである。
シルク17歳
 オランのラーダ神殿に身を置く神官。
 言葉巧みにヴァトルダーに乗せられ、今回の旅路へ同行することになってしまった。
 しかしリーハがいる以上、遺跡調査にあたって彼女のいる必然性はまるでない。してみると……やはり、不幸である。


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