Android Hacksという本を買って、ちまちま読んでいるわけですが。
5章の49.「ソースコードコンパイル環境構築(Linux)」に、Androidのソースをチェックアウトしてビルドする手順が載っています。
その中に「Ubuntu10.04はJDK6(正確にはSunでなくOpenJDKの6)が入っているけど、AndroidのmakeはJDK5でないとダメだよ」的な注意書きがあるんですけど、今日実際に試したらうまくいかなかったのでメモっておきます。
- froyoブランチ(=Android 2.2)以下をチェックアウトした場合については、たぶん本の通り。JDK6でmakeをかけると、「JDK5を使え」と怒られます。
- ブランチを指定しないとmasterブランチがチェックアウトされますが、masterブランチは逆に、JDK5でmakeすると「JDK6を使え」と怒られます。
- masterブランチは、未来のGingerbread(=Android 3.0)??
最後のは憶測ですが、状況証拠的には上記のような感じです。
本の手順のまま試すと最初はmasterブランチをチェックアウトすることになると思いますが、そこで本の手順のままJDK5を使用すると怒られるので注意が必要です。
makeのときに表示されるメッセージをちゃんと読んでいればどっちのJDKを使うべきなのかちゃんと書いてあるんですけど、自分はロクに読まなかったのでした(;・∀・)
- Ubuntu10.04とUbuntu8.04
- JDK5とJDK6
- デフォルトブランチとfroyoブランチ
この辺を取っ替え引っ替えしながらチェックアウトとmakeを試していてデフォルトブランチのmakeが通らない理由が小一時間わからなかったので、同じハマリをした方がいたらご参考までに。
……てことで出だしのJDKの件は解決したんですけど、まだ肝心のmakeには成功していなかったり(;´ρ`)
64bit版Ubuntu(で自分が拵えた環境)にパッケージが足りてないような気がするので、まず32bit版で成功してから64bit版を試そう……
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