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キャラクター・データ
「エンカウンター」〜「魔術師の王国」
「りめんばー・くれいん」〜「クルカ編」
「ユセリアスの神殿」〜「暴走する妄想」
“遺跡への挑戦者”シリーズ
“ガルティマールの剣”シリーズ

キャラクター・データ

「エンカウンター」〜「魔術師の王国」

ヴァトルダーローゼン・スレード
フィップダッシュ
ダルス・サラマンダパーミック(ポム)
ティグ・フィー・クレイン

ヴァトルダー20歳
 自意識過剰な、赤毛の暴走戦士。自称20歳。
 戦士としてはそれなりの能力を持つものの、知力が反比例しているため、突拍子もない行動に走ることもしばしば。パーティ・リーダーの肩書きが失われる日は、そう遠くないかもしれない。
 かなり強力な──今の彼には分不相応の──魔剣を所有している。
ローゼン・スレード18歳
 ファリスの神官戦士(主技能はプリースト)。金髪碧眼、ただし知力はヴァトルダー並。
 「ファリスの正義」の枠に縛られず、あくまで自分の基準による「正義」を貫いている。世間一般では、このような人間を「破戒神官」と呼ぶ。
フィップ16歳
 グラスランナーのシーフ。
 このパーティの「好奇心」を一手に担っているような存在である(まあ、グラスランナーというのは得てしてそういうものらしいが)。グラスランナーのご多分に漏れず、シーフとしての腕は抜群。
 世情に聡い、いわゆる「マセたお子様」でもある。
ダッシュ18歳
 ドワーフ。マイリーの神官戦士(主技能はファイター)。髭面にも関わらず、年齢はローゼンと同い年である。
 パーティ内では良識派に属する彼だが、あくまでそれはパーティの標準を基準にした場合の話であって、世間一般レベルから見れば十分暴走している。「戦闘と金をこよなく愛している」という事実は、それを端的に証明しているだろう。
 マティキという名の叔父が、エストン山脈の麓に住んでいる。
ダルス・サラマンダ172歳
 エルフの魔術師。
 「変態」これが彼を表す、唯一かつ絶対の表現である。
 彼の人となりは、小説本文を読んでいただく他ない。
パーミック(ポム)16歳
 人間の精霊使い。正真正銘、パーティの(そして一般レベルの)「良識派」である。
 「母の薬を買う金を手に入れるため」に冒険者になった。パーティで唯一、真っ当な目的の元に冒険者職を選んだ少年。しかし、ヴァトルダーのパーティでやっていくには少々あくが無さすぎるとも言える。
ティグ・フィー・クレイン45歳
 大陸全土を股に掛ける大商会、クレイン・ネットワークの総裁。
 基本的な金銭感覚が欠如している反面、細かな所では律儀である。
 彼の兄フォル・クレインの犯した事件が元がヴァトルダー達と知り合い、以後ちょくちょくと彼らに仕事を持ちかけている。


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