(2012/12/16 設定画面について追記)
SteelSeriesから出ている、Diablo3 ヘッドセットを購入したのでメモ。
Diablo3はMacに導入しています。なので、このヘッドセットはMacに繋げて使います。
また、このエントリではMacで嵌まった箇所も記録に残します。今後の参考になれば。
ヘッドセットとPCの接続方法はUSBで、Mac用の公式ツール(イコライザ調整とか、ヘッドホン左右についているLEDライトの調整用)も提供されています。
ドライバはここから「SteelSeries Diablo III Headset」を選択するとリンクが表示されますので、「SteelSeries Engine for Mac」をダウンロードします。
(Windowsで使う場合は「SteelSeries Engine for Windows」と、ついでに右横の「Firmware Update Tool」も入れた方がいいかもしれません。
Macで「SteelSeries Engine for Mac」をダブルクリックしてからインストーラを起動すると、再起動要求付きのインストールが始まります。(この時点ではまだヘッドセットをMacに接続していませんでした)
再起動後、「SteelSeries Engine」が起動しますが、「ヘッドセット繋がってないから動けぬ、繋いでから起動し直すがよい」と怒られてアプリが落ちてしまいました。
アプリの場所どこよ?!で探したら、アプリケーションの「SteelSeriesEngine」フォルダの下に「SteelEngine.app」がいました。
改めてヘッドセットを繋げてからSteelEngine.appを起動すると、無事起動します。これ以降はSteelEngineは常駐アプリになるので、基本的にインストール先は気にしなくて良くなります。
これで使える状態になるかというと、このままでは音が出ませんでした。
なので、システム環境設定を調整します。
・[システム環境設定]→[サウンド](Lionの場合は2段目の一番右)を選択
・出力タブと入力タブのそれぞれについて、出力する装置を「Siberia v2 D3H」に変更します。
これで使える状態になりました!
適当にyoutubeあたりで何か音が出る物を再生して、ちゃんとなるか確認してみましょう。
また音量調整もお忘れなく。
マイクの感度調整はさきほどの入力タブでもできますし、ヘッドセットとUSB端子の間にある「音量調整/ミュート」用のスイッチでも調整できます。大きくずれていなければ、あとは音声入力を使うアプリでこっちのスイッチから微調整した方がが楽です。
ヘッドセットは購入時には左ヘッドホンに収容されていて、伸ばすことで口近くの位置に配置することができます。
収納したまま音を拾うのはちと厳しいです。(感度を上げれば拾えなくはない、程度)
重大な問題(但し個人による)
自分のPCは英字キーボードで、一部のキーの割り当てを変更しています。これを行っているツールが「KeyRemap4MacBook」です。これがヘッドセットのドライバをインストール→再起動のときにコンソールエラーが出るようになり、必要な文字が入力できなくなりました。
このとき、自分が取った対処は同アプリの最新版を入れることで、これが今回は成功しました。
KeyRemap4MacBookから最新版をダウンロードできますので、インストールして再起動してください。
一部の設定が欠けた節もありましたが、設定し直したら全キー予定通り動くようになりました!すばらしい!
ここで留意してほしいのは、他の入力関係のプログラムにも相互に悪影響を与える懸念があるということです。
アプリの入れ直し・最新化で回復するかも知れませんが、念のためご留意ください。
スペックの考察
昨日さんざん調べたのですが、このDiablo3ヘッドセット、スペックが公開されていなくてわからないんですね。どのランクのものなのかは、値段と公式の照会ページぐらいしかなくて、結局よくわからないものの「まあMacで動作が保証されている数少ない機種だし、少なくともDiabloでは動くだろ」ぐらいの理由でこれをチョイスしました。
で、先ほどの手順でお気づきになった方もいると思いますが、OSのサウンド設定時に指定する「Siberia v2 D3H」。ここから察する物があります。
SteelSeriesのヘッドセットはこちらのページに一覧があります。
今回のDiablo3ヘッドセットは、「SteelSeries Siberia v2 USB」がベースと予想しています。ただ、類似の名前で「SteelSeries 3H USB」というのもあって、どっちに近いかと言われると微妙ですね。昨日ずっと眺めていましたが命名規則がカオスで、結局絞りきれませんでした。
これとは別で、Diablo3ヘッドセットそのものの仕様もあります。冒頭にも書きました、Diablo3 ヘッドセットです。
この中に興味深いキーワードがあって、「SMART NOISE-CANCELLING MIC」、つまりノイキャンマイクの存在がうたわれているんですね。これは現在発売されているモデルには搭載がなくて、秋頃発売予定の新機種に載るという話でした(記憶違いでなければ)。
ですので、上記いずれかのベースモデル候補に機能を追加し、ついでにDiablo3っぽい機能を盛り込んだアッパー仕様の「Siberia v2 USB」と予想しています。
Diablo3ヘッドセットの型番に含まれるD3Hが「3H」系だとちと残念ですが、たぶんここは「D3H」は「Diablo3 Headset」ぐらいのもので、単にSiberia v2のアッパー版となのかなあと、推測と軽い希望です。
音質は、適当にYoutubeとかでいくつかの音を聞いてみましたが、かなりいい部類に入るんじゃないかと思います(同額のヘッドホンとは劣るかもしれませんが、同系の他製品と比べれば)。Diablo3ヘッドセットの売価は12500円〜13500円で、「Siberia v2 USB」hは9500円前後といったところなので、「マイクのノイキャン(効果程度は不明)とDiablo3仕様のヘッドホン」に価値を感じるなら、購入もありじゃないかなと思います。
(2012/12/16追記)
設定画面の構成
設定画面について照会があったので確認しました。
Diablo3ヘッドセットの「SteelSeries Engine」は、Mac版が2012/11/21に、Win版が2012/11/28に、それぞれ修正版がリリースされています。http://steelseries.com/support/downloadsで「SteelSeries Diablo III Headset」を選択するとダウンロードリンクが表示されます。
確認したところ以前と設定画面が変わっていましたので紹介します。画面キャプチャはMac版で、Win版は構成が違うかもしれません。
イコライザは以前は各周波数帯のデシベル値を調整するだけでしたが、プリセットから選択できるようになっていました(昔の版ではプリセットがなかった)。
「パフォーマンス」「熱中」「娯楽」「音声」「音楽」、及び「カスタム」から選択できます。実質、5つのプリセットが追加された感じです。
また、ヘッドセット横についている赤く光るイルミネーション用に「明度(intensity)」と「脈動(pulsation)」という項目があります。それぞれ「オフ/低/中/高」「一定/遅/中/速/トリガー」から選べます。
ちなみに、以前の設定画面は以下のような感じでした。
イコライザのプリセットがなかったり画面構成が違ったり和訳が違ったりで、まあいろいろ修正されているみたいです。
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